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ケアンズ、グレートバリアリーフについて



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ケアンズについて
グレートバリアリーフ・コーラルシーについて
ケアンズからのダイビング
   ■ ダイビングポイント
   ■ シーズナリティ
   ■ ツアーの種類 - ポンツーン、島から、日帰りボート、ダイブトリップ
   
■ 目的別アドバイス - ファンダイブ、体験ダイブ、シュノーケリング、ダイビング講習、プロコース
   ■ ダイビングスタイル&サービス - ボート、ガイド、器材、必要なもの etc

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 ケアンズの ダイビングポイント MAP
日帰り&ショートナイト エリア

■ ノーマン・サクソン・ヘイスティングスリーフ

ケアンズ発のアウターリーフの中ではもっともアクセスがよく、そのため古くから開拓されているエリアです。フレンドリーなナポレオンフィッシュと高確率で遭遇できます。大小さまざまなダイビングボートがこのエリアに出航しているので、ダイビングスタイルや予算に合ったボート選びが可能です。

■ ミコマスリーフ
白砂の美しい無人島、ミコマスケイを囲むリーフです。アウターリーフ、インナーリーフ両方の要素をあわせ持っているので、生き生きとしたサンゴとともに、マンジュウイシモチや種類豊富なウミウシ等の内湾性の生物をも楽しめます。

■ ミルン・フリン・テットフォードリーフ
ケアンズから日帰りや1泊2日でアクセス可能なアウターリーフの中で、GBRの一番外側に位置しています。そのため、透明度の高さやサンゴ礁の美しさは群を抜いています。潮通しがよく、回遊魚やウミガメとの遭遇率が高いことでも有名です。(ケアンズGBR情報ブログは、このエリアを訪れた記事がほとんどです。)

■ モアリーフ
通常のダイビングポイントのほか、2つのポンツーンがあり、初めての体験ダイビングをする方や初心者は、これらポンツーンの充実したダイビング施設を利用することができます(主催会社によります)。

■ オイスター・ウポルリーフ
ミコマスリーフの南に位置し、ケアンズからの移動距離も短いエリアです。インナーリーフですが、潮通しがよい場所にあるため、サンゴは生き生きとしています。ウポルケイの白砂の景観も見事です。


■ エージンコート・オパールリーフ
このエリアはケアンズから遠いため、すべての日帰りツアーはポートダグラスからの出航となります。ケアンズ発コッドホールやコーラルシーのダイブトリップでは、このエリアでのダイビングが含まれているプランもあります。サンゴ礁が美しく、リボンリーフに多く生息する大型のハタが見られることもあります。



4日以上のトリップ エリア


■ コッドホール&リボンリーフ

コッドホールは、GBRの中でもっとも知名度の高いダイビングポイントです。1.5mクラスの名物、ポテトコッド(カスリハタ)が目の前を泳ぐ姿を、一度はご覧ください。リボンリーフは10以上のリーフの集合体で、GBRの外延部に細く連なっています。1日に訪れるダイバー数が少なく、手つかずのサンゴ礁や生物を楽しめます。

■ オスプレイリーフ
ーラルシーの中で、唯一定期的にダイブツアーが行われているリーフです。ここで行われるシャークフィーディングは大迫力。その他大物、回遊魚が続出です。ヘルフリッチなど、マクロも充実しています。透明度は常時40m以上。

■ ホルメスリーフ、ブーゲンビルリーフ
コーラルシーのど真ん中にある、まだまだ未開のダイブサイト。定期便は就航していないので、ダイビングショップの特別企画やチャーター便でしか行くことができない秘境の地。透明度、大物、地形、レア物にマクロと、目の肥えたダイバーの期待を裏切りません。ニューダイビングポイントも調査中です。




● ケアンズについて
ケアンズはオーストラリア北東岸に位置する自然豊かな熱帯の都市です。東にグレートバリアリーフ、西に世界最古の熱帯雨林を麓に持つグレートディバイディング山脈が連なり、海と陸両方の世界遺産を体験することができます。

人気観光スポットは、グレートバリアリーフのほか、熱帯雨林の町キュランダ、草原の広がるアサートン高原、オーストラリア固有の動植物と親しめる動物園や山林、先住民アボリジニの文化に触れるテーマパークなど。レンタカーを借りて、またはツアーで、アウトバックの田舎道を楽しむこともおすすめです。スポーツなどのアクティビティも盛んで、オーストラリアならではの自然も同時に楽しめる、スカイダイビングや熱気球、釣り、ゴルフ、ラフティング(川下り)などが人気です。

ケアンズはオーストラリアのなかでは日本から最も近く、日本人観光客の割合は高めです。そのため、観光客向けのほとんどの施設やツアー会社には、日本語を話すスタッフが在勤しています。バリアフリー化が進んでいるので、乳幼児同伴やお年寄り、車椅子での移動も安心です。日本との時差は+1時間(日本の1時はケアンズの2時)で、サマータイムの制度はありません。天候について

日本からケアンズへは、ジェットスター航空による直行便が便利です(成田・関西空港より)。→詳細
ケアンズ空港から市内までは、タクシーで15分ほど。市内には高級ホテルからコンドミニアム、バックパッカーズまで多数あり、予算と滞在スタイルに合った宿泊先が選べます。→
詳細

ケアンズ市内で快適&便利
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● グレートバリアリーフ、コーラルシーについて
グレートバリアリーフ(GBR)は、パプアニューギニアとの国境からブリスベン付近までの2000km以上にわたりオーストラリア沿岸に沿って広がる、世界最大のサンゴ礁域です。ユネスコの世界遺産に登録されており、大部分が海洋公園として保護され、マリンスポーツ可能なエリアが制限されるなど、サンゴの生育に影響を与える活動が厳しく規制されています。

生態系も多様で、固有種や絶滅危惧種を含む6000種以上の海洋生物や野鳥が生息しています。クジラ、イルカなどの海洋哺乳類やウミガメも多数存在しています。 →詳細

ケアンズ周辺のGBRでのアクティビティは、ダイビングの他にシュノーケリングや釣り、シーカヤック、パラセーリング、季節によりホエールウォッチングなどがあります。グリーン島やフィッツロイ島にはリゾート施設もあり、宿泊や島内散策もできます。ヘリコプターや水上飛行機で、空からリーフを眺めることも可能です。

コーラルシーは、GBRから東に広がる海域のことを指し、西はニューカレドニアの一部まで含まれます(本来の意味はGBRまで含んでいますが、ほとんどのツアー会社は便宜上、GBRの外側を指してコーラルシーと呼んでいます)。最大深度は約9000m、その深海にそびえ立つように少数のリーフが点在しているため、ダイナミックな地形や回遊魚、抜群の透明度が楽しめます。

ケアンズからアクセス可能なコーラルシーのリーフはオスプレイ・ブーゲンビル・ホルメスの3箇所で、このうちオスプレイリーフのみに定期便が就航しています。他2箇所のリーフは、リクエストまたはチャーターベースとなります。いずれもケアンズから200〜400km離れているため、4日以上の船上トリップとなります。
▼ 地図を見る
グレートバリアリーフ 、コーラルシー の
おすすめ ダイビング ツアー 、 トリップ 、クルーズ

火曜日、木曜日、土曜日で常時開催
ケアンズでは数少ない少人数制でボートで
グレートバリアリーフをファンダイブ。


● コーラルシー スペシャルクルーズ 常時リクエスト募集中
   


ミンククジラ スペシャル ツアー日程
毎年6月7月発 
● ケアンズからのダイビング
ケアンズ は グレートバリアリーフ 最大の玄関口であり、数多くのダイビングツアーが開催されています。 ダイビングポイントは40か所以上。初心者から上級者向けと幅広く、海洋生物もバラエティに富んでいるため、世界中から沢山のダイバーが集まってきます。 ケアンズ からのダイビングはボートダイブが主体で、ボートで沖合い30〜50kmにあるリーフへ移動し、そのリーフの周辺でダイビングするスタイルが一般的です。
▼ 主なダイビングポイントを見る


■ シーズナリティ

ケアンズ の気候は、熱帯モンスーンに属し、12月〜3月頃の雨季と、それ以外の乾季とに分かれます。
雨季といっても、朝晩や山沿いに降ることが多く、リーフへ到着すると雨が降っていないことがほとんどです。ただし、時々サイクロンに見舞われることがあり、その前後は透明度が落ちたり、強風で アウターリーフ のポイントへ行けないこともあるので、注意が必要です。一方、この時期は水温が30度前後と高く、幼魚や群れの数が多くなるので、じっくり狙いたいカメラ派やマクロ派の方にはメリットも大きいです。
乾季のGBRの平均透明度は20m以上。6月〜9月はクジラとの遭遇のチャンスです。特に ミンククジラ (6・7月)は、コッドホール (リボンリーフ)へのトリップでは水中で会える確率が高くなります。11月〜12月にはサンゴの産卵が行われ、各ダイビングサービスでは、産卵日を予測したスペシャルトリップが組まれます。
コーラルシー の透明度は、年間を通して安定して40m以上あります。
基本的な風の向きは、南東よりがほとんどです。10月以降は北風(赤道からの温かい風)が吹くこともあり、そのときは普段行けないポイントへ行けることもあります。アウターリーフでは、風が吹いたときのほうが外洋からの綺麗な水が流れ込んできて、透明度が上がるポイントがたくさんあります。
水温は7月頃が最低で、23〜24℃。5〜9月頃までは、5ミリのフルウエットスーツがよいでしょう。それ以外は3ミリのフルスーツ、もしくはシーガルでのダイビングが可能です。陸上は、気温の低い時期でも天気がよければ半袖で過ごせます。ただ、洋上は風が吹くと寒く感じたり、またどのボートでもキャビンの中は冷房がかなり強めです。フリース素材などの暖かいジャケットや靴下、帽子等の防寒用具を持参することをおすすめします。

   

▼ ケアンズの天気予報を見る(外部サイト)




■ ツアーの種類


ケアンズ発ツアーの種類には、
 @ ポンツーン(人工の浮き桟橋)からのダイビング
 A 島など(グリーン島やミコマスケイなど)からのビーチまたはボートダイビング
 B 日帰りボートダイブ
 C 日帰りエリアでのダイビング トリップ (クルーズ、 ツアー)
 D コッドホールを含むリボンリーフ、コーラルシー へのダイビング トリップ (クルーズ、 ツアー)
があり、一般的に上記@〜Dの番号が増えるにしたがって、初心者・体験ダイバー向け→中上級者・こだわりダイバー向けとなります。

GBRでは、陸から遠いアウターリーフ(GBR外縁部)のほうが透明度、サンゴの状態などがよいことが普通です。グリーン島やフィッツロイ島はこれらのリーフよりかなり内側に位置するため、マクロ派ダイバー以外の中・上級者にはあまりおすすめしません。

B日帰りボートダイビング トリップ (クルーズ、 ツアー)
朝出航するボートに乗り、アウターリーフで2または3ダイブ、夕方ケアンズに戻ってくる1日ツアーとなります。アウターリーフまで行く半日ツアーはありません。体験ダイバーから上級者、シュノーケラーまで、幅広く楽しめます。ランチ、軽食、コーヒー&紅茶、飲用水等が料金に含まれます。

C日帰りエリアでのダイビング トリップ (クルーズ、 ツアー)
初日朝に宿泊施設のあるボートに乗り、アウターリーフで1泊しながら5または6ダイブ、翌日夕方ケアンズに帰港します。ツアーによっては延泊も可能です。体験ダイバーから上級者、シュノーケラーまで、幅広く楽しめます。寝具、すべての食事、軽食、コーヒー&紅茶、飲用水等が料金に含まれるので、ケアンズ市内に宿泊するより格段にリーズナブルです。国際色豊かなスタッフや他のゲストとの交流、水平線上の朝日・夕日や満点の星空もクルーズの醍醐味です。

Dリボンリーフ(含コッドホール)、コーラルシーへのダイビング トリップ (クルーズ、 ツアー)
3泊4日でリボンリーフ(10〜11ダイブ)、もしくは4泊5日でリボンリーフとコーラルシー両方(14〜16ダイブ)へ行くツアーがあります。その両方を組み合わせて7泊8日にすることも可能です。ツアーにより出発日が決まっています。体験ダイビングもできますが、日数が多いので割高になります。寝具、すべての食事、軽食、コーヒー&紅茶、飲用水等が料金に含まれます。部屋は4名1室かツイン、トイレとシャワーが専用の個室もあります。PCやカメラのバッテリーも充電可能です。


上記とは別に、グループやショップ単位で、チャーターボートを用いてのツアーも可能です。




■ ダイビングスタイル&サービス

ダイビングのメッカ、ケアンズには多くのダイビングサービスがあります。自社ボートのないサービスは他社のボートに乗り込む形になります。ボートによって訪れるリーフが決まっており、それらのリーフのなかでその日ベストなポイントに行くことになります。
移動時間は片道1時間以上となりますが、ボートは大型のクルーザーがほとんどなので、船に弱い方、日焼けや衛生面が気になる方も、あまり心配する必要はありません。アウターリーフやコーラルシーへ行くボートはすべて、ダイビング・シュノーケリング用にデザインされており、広いダイブデッキやシャワー、トイレ、キャビンが完備されています。濡れて困る荷物はキャビン内に置くことができ、着替えのスペースもあります。ダイブデッキにはタンクラックが並び、その場でエアを充填できるシステムになっているので、ツアー中のタンク交換の手間がありません。

ボートは規制により、決まったポイントに設置してあるブイに停泊するのが一般的です。ドリフトダイビングができるサービスは限られており、できたとしてもエントリー時にドリフト、エキジット時はブイに停泊しているボートに帰ってくることになるので、バディダイビングの際はナビゲーションにミスのないよう注意が必要です。エントリーはほとんどがジャイアントストライドエントリーです。潜降にロープが必要な方は、ブイとボートの間のロープを使うことになります。深度制限は厳格で、各自のCカードのレベルに応じた最大深度を守ることが要求されます。Cカードやログブックを持参しなかった場合、体験ダイバー扱いとなってしまうこともあります。安全管理に関してはシビアですが、ブリーフィングの注意事項さえ守れば、器材装着等も楽でレベルに応じたコース取りもしやすく、潜りやすい環境です。多くのツアーでは、ファンダイバー・体験ダイバー・シュノーケラーが同じポイントで海に入るので、ファンダイバーと体験ダイバーが一緒に潜るなどのアレンジが可能です。

大手のサービスのほとんどに日本人ガイド・インストラクターが常駐しており、ブリーフィング(ダイビング手順やポイント等の説明)などは日本語で聞くことができます。ただ、サービスによっては時々日本人が乗船していなかったり、水中のガイドは日本人以外だったりという場合もあります。
水中ガイドは、サービスやエリアによって、@バディダイブが基本、Aガイドつき・なしが選べる、Bガイドをつけなければいけない、とスタンスが分かれます。それにより、ガイド料が基本料金に含まれている場合と別途費用がかかる場合があるので注意が必要です。

ダイビング器材は、ダイブコンピュータとシグナルフロートの使用が義務づけられています。サンゴ保護の観点から、グローブや指示棒の使用が禁止されているところもあります。
レンタル器材は比較的新しくよく整備されており、日本や他の地域と比べると割安です(〜1日A$25程度)。ケアンズへのフライトで格安系の会社は預け荷物の重量制限がシビアなので、ダイビング日数の少ない方はレンタルしてしまったほうがかえって安くつく場合もあります。日本のように「重器材のみ」や「コンピュータのみ」のように単品でレンタルできるシステムはないか、あってもフルレンタルの料金と大差がありません。なお、ウエットスーツは3mやシーガルしか用意されていない場合が多いので、水温の低い時期や寒がりの方は厚手のものを持参したほうがよいでしょう。

ほかに別途料金がかかる場合があるのは、
 @ ホテルからの送迎(ケアンズ市内から離れたホテルは割り増しになることが多い)
 A 環境保護税や燃油チャージなど(〜1日A$30程度)
 B ジュースやアルコール等の飲み物
 C 酔い止め(ボート内で販売している場合もありますが、日本から持参したほうが無難)

上記ダイビングサービスの内容(特にポイント選びや日本人スタッフ、ガイドの状況)は変化することが多いので、申し込み前に各サービスの最新情報を確認することをおすすめします。



● アフターダイブ
例として、
@カジノ - ケアンズマリーナの近くにあり、週末は朝方まで開いています。18歳以上限定。
A地元のオージーで賑わうパブや、世界中から若者の集まるナイトクラブ
B星空を見るツアーなど、夜出発のツアー - ダイビングボートが遅れる場合もあるので、時間設定には余裕を持ちましょう。